「どんな本でも大量に読める「速読」の本」
「どんな本でも大量に読める「速読」の本」は、単に視野を広げて速読できるようにする、という方法は紹介していません。
結論から言うと、何回も読んで事前知識をたくわえることで、どんどん早く読めるようになる、ということ紹介しています。
おすすめできる人
この本は以下の人におすすめできます。
・初めて速読に挑戦する
・速読に苦手意識があったり、難しいと感じている
・いままでも視野を広げるなどの速読に挑戦してきたが、うまく行かなかった
逆にあまりおすすめできない人
反対に以下の人にはあまりおすすめできないかもしれません。
・既に広い視野を持っており、ある程度速読できている
この本では視野を広げる方法は掲載していないため、現在の視野を更に広げるトレーニングをしたほうがいいかもしれません。
速読できるようになるための方法「高速大量回転法」
「どんな本でも大量に読める「速読」の本」では、著者が「高速大量回転法」という速読の方法を紹介しています。
どんな方法かというと、何回も読んで事前知識をたくわえることで、どんどん早く読めるようになる、という方法です。
ただ、全文を1回で読むのではなく、まずは目次だけを何回も読む、各章の見出しだけを何回も読む、というように、部分的に何回も読むことを繰り返します。
なぜそのようなことをするかというと、まず目次や見出しだけを読むことで、その本に書いてある全体像を掴みます。
そうすることで、その本に大体どのようなことが書いてあるかという知識を得ることができます。
その後に各章ごとを何回も読む、全体を読む、というように読む範囲を広げていきます。
これにより、だんだん知識が蓄積されていき、しかも何回も読むことで理解がどんどん深まっていくとのことです。
本文では、この速読の方法や得られる効果、他の読み方との比較など、もっと内容を掘り下げて紹介していますので、興味のある方は一度読んで見ることをオススメします。
ある程度慣れは必要
視野を広げるなどの技術は不要な、「高速大量回転法」ですが、ある程度慣れは必要かなと感じました。
この大量に読むという方法は、頭で考えながら読んだり、頭の中で1文1文読んでいたのでは時間がかかってしまいます。
そうならないようにする方法も本編に掲載されていますので、自分の目で確認してみてください。
まとめ:慣れは必要だが、コツを掴むとスラスラ読める
いかがでしたでしょうか。
・この速読方法は特別な技術は必要ない
・「大量高速回転法」で何回も読み込むことで知識をたくわえる結果、速く読めるようになる
・何回も速く読めるようになるには、ある程度慣れが必要
「どんな本でも大量に読める「速読」の本」は、他の速読方法とはまた違った方法で速読を紹介している本です。
興味のある方はぜひ読んでみて、速読を実践してみてくだい!